コーセーの新ブランド「ウルタンク」8月21日先行発売|Amazon・ロフトがドラッグストアより4週間早い、全2品のラインナップと技術を徹底整理
コーセーコスメポートが、新しいスキンケアブランド「ウルタンク(URUTANQ)」を立ち上げました。ラインナップは「うるおい乳液水」と「やわ膜クリーム」の2品目2品種です。注目したいのは発売日が二段構えになっている点です。2026年8月21日にMaison KOSÉ(ECサイト)・Amazon・ロフトで先行発売され、全国の量販店・ドラッグストアを中心とした展開は2026年9月18日からとなります。同じ商品でも、買える場所によって4週間の差があります。編集部では、コーセーコスメポートの2026年7月22日付プレスリリースをもとに、全2品の中身と販路の違いを整理しました。
商品概要
| 商品名 | 特徴 | 容量 | 価格 |
|---|---|---|---|
| ウルタンク うるおい乳液水 | 化粧水の使用感でありながら、まるで乳液後のようなしっとりとした肌へ導く化粧液。ナノオイルカプセル配合 | 250ml | ノープリントプライス |
| ウルタンク やわ膜クリーム | ふわっと軽い使用感で、シールドカプセルにより保護膜を形成しうるおいを密封するクリーム | 50g | ノープリントプライス |
※ノープリントプライスのため、公式にメーカー希望小売価格の設定がありません。実売価格は販売店により異なります。
発売日が2つある。先行と全国発売で4週間の差
| 項目 | 先行発売 | 全国発売 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年8月21日(金) | 2026年9月18日(金) |
| 販路 | Maison KOSÉ(ECサイト)、Amazon、ロフト | 全国の量販店・ドラッグストアを中心に順次 |
| 差 | ― | 先行から28日後 |
プレスリリースには「2026年8月21日(金)よりMaison KOSÉ(ECサイト)・Amazon・ロフトにて先行発売。2026年9月18日(金)より全国の量販店・ドラッグストアを中心に順次発売」と明記されています。
ここで注意したいのは「順次発売」という表現です。9月18日は全国展開の開始日であり、すべての店舗に同日並ぶことを意味しません。近所のドラッグストアで探す場合、9月18日を過ぎても在庫がないことは起こり得ます。
一方、先行の3チャネルはいずれも8月21日からです。オンラインで確実に手に入れたい場合と、店頭で現物を見てから決めたい場合とで、待つべき日付が変わりました。
その全国発売は、予定どおり2026年9月18日(金)に始まりました。ブランド公式サイトのお知らせにも「2026.09.18 発売」と掲示されています(2026年9月20日に確認)。あわせて楽天市場にも出品が並びました。どこで買うのが安いかは、後の節で支払総額を並べています。
ブランドの背景。「重ねすぎ」への揺り戻し
コーセーコスメポートは、このブランドを慢性的な乾燥に悩む肌に向けた「貯水スキンケアブランド」と位置づけています。
プレスリリースによれば、開発の背景には市場の変化があります。高濃度成分の配合など積極的な保湿ケアが定着する一方で、成分の重ねすぎやステップの多さに負担を感じる人が増えているという指摘です。同社調査では、約3人に1人の女性がスキンケアの重ねすぎや手間に負担を感じていたとされています(自社調べ、20〜49歳女性、n=914)。
着目したのは、肌のうるおい量を左右するとされる角層約10μmの「うるおいタンク」です。年齢とともに皮脂量が低下しやすく、肌は乾燥やごわつきを感じやすい状態に傾く。そこで同社が培ってきた乳化技術を応用し、乾燥して硬くなりがちな肌を油分でやわらげ、うるおいを角層まで届ける、という設計とされています。
うるおい乳液水は、一般的な化粧水の「約15倍」の油分量
うるおい乳液水の特徴として、公式に3点が挙げられています。
1つ目はナノオイルカプセルです。コーセーの乳化技術により、抱水性の高い「タンクオイル」(ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、エモリエント)をナノサイズに圧縮してカプセル化したもので、一般的な化粧水の「約15倍」の油分量を配合することに成功したとされています。
この「約15倍」には但し書きがあり、同社の「バイタルエイジ Q ローション」との比較値です。市場のすべての化粧水との比較ではない点は、読み取る際に押さえておきたいところです。
2つ目は使用感です。一般的な高保湿化粧水にありがちな、とろみによるベタつきやつっぱり感を解消したとされ、およそ2人に1人が好む「シャバシャバと浸透※2する心地よい使用感」を追求したと説明されています(当社調べ、30〜49歳男女、n=626)。
3つ目が3in1の設計です。導入美容液・化粧水・乳液の3役を1本に集約した、というのが公式の説明です。ステップの多さへの負担感という開発背景に対する、直接の回答にあたります。
※浸透は角層までを指します(以下同)。
やわ膜クリームは「持続型シールドカプセル」
やわ膜クリームには「持続型シールドカプセル」が配合されています。塗布すると肌表面に、密封力が高くゴワつかない「やわらかい保護膜(やわ膜)」を形成する、という設計です。
うるおい乳液水でため込んだうるおいを、こちらで逃がさないようにする——2品の役割分担はこの形です。ふわっと軽い使用感でありながら、まるでパック後のようなしっとりとした肌へ導く、と説明されています。
配合成分として、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ワセリン(保湿)が挙げられています。
共通する美容成分と香り
2品に共通して、年齢とともに減少しやすい成分と、肌の3大保湿因子に着目した美容成分が配合されています。公式に挙げられているのは、ニコチンアミドモノヌクレオチド(保湿)、セリン・PCA-Na(保湿)、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー(保湿)、スクワラン・ホホバ種子油・オリーブ果実油です。
香りは「バランシングアロマ」と名付けられており、フローラルウッディをベースに、ハーブ由来の心地よさをのせたやわらかい香りとされています。
この2品をどう見るか
整理すると、ウルタンクの提案は「足す」ではなく「まとめる」方向です。3in1の化粧液とクリームの2品だけでラインが完結する構成で、品目数を絞ったこと自体がブランドの主張になっています。
技術面で独自性があるのは、化粧水のかたちで油分量を確保したという点でしょう。化粧水と乳液を分ける従来の設計に対し、乳化技術で1本にまとめるというアプローチです。
公開時点では、価格がノープリントプライスであるため実売価格が出るまで判断を保留していました。その実売価格が出たので、次の項で確認します。
実売価格が出ました(2026年8月29日に確認)
ノープリントプライスのため公式は価格を出していませんが、Amazonと楽天市場で実際の値が付きました。それぞれ確認した結果です。
| 容量 | Amazon | 楽天(コスメボックス) | |
|---|---|---|---|
| うるおい乳液水 | 250mL | 1,650円 | 1,301円 |
| やわ膜クリーム | 50g | 1,760円 | 1,389円 |
| 2品の合計 | ― | 3,410円 | 2,690円 |
2026年8月29日、それぞれの商品ページを開いて確認(編集部調べ)。価格はすべて税込。
本体価格だけを見ると楽天のほうが2割ほど安くなります(乳液水 -349円/-21.2%、クリーム -371円/-21.1%)。ただし送料の条件が違うので、そのまま「楽天が安い」とは言えません。
- Amazon:出荷元・販売元ともAmazon.co.jp(直販)。無料配送。1点だけ買っても支払総額は1,650円で確定します
※一時期は在庫切れでしたが、2026年9月12日の確認では2品とも「在庫あり」に戻っていました(後述) - 楽天(コスメボックス):3,980円以上の購入で送料無料という条件つき。1点でも2点でもこの金額に届かないため送料がかかりますが、1点購入時の送料額は商品ページでは表示されませんでした(数量を選ばないと配送情報が出ない仕様)。そのため支払総額は確定できていません
当サイトは、比べるときは読者が実際に支払う合計額(本体+送料)で見る方針です。楽天側の合計額が確定できないため、この記事では、本体価格は楽天が2割安いが送料を含めた総額は未確認、という書き方にとどめます。
Amazonは在庫切れが続いていましたが、2026年9月12日に2品とも購入できる状態に戻りました
確認していて食い違いに気づきました。コーセーコスメポートのプレスリリースと公式ブランドサイトは、2026年8月21日に先行発売としています。
いっぽうAmazonの商品ページは、8月29日の時点では、発売日を2026年8月31日として予約を受け付けている状態でした。
その後9月2日にあらためて確認したところ、2品とも在庫切れで、入荷時期は未定という表示に変わっていました。
さらに2026年9月12日に確認したところ、2品とも「在庫あり」に戻っていました。出荷元・販売元はいずれもAmazon.co.jpで、無料配送です。やわ膜クリームは参考価格1,760円に対して1,369円(22%引き)で表示されており、乳液水は1,650円で据え置きでした。
| 情報源 | Amazonでの発売日 | 状態 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 公式プレスリリース/ブランドサイト | 2026年8月21日(先行発売) | ― | ― |
| Amazonの商品ページ(8月29日) | 2026年8月31日(Amazonの表示) | 予約受付中 | 乳液水1,650円/クリーム1,760円 |
| Amazonの商品ページ(9月2日) | ― | 一時的に在庫切れ/入荷時期は未定 | 同上(据え置き) |
| Amazonの商品ページ(9月12日) | ― | 在庫あり | 乳液水1,650円/クリーム1,369円 |
| Amazonの商品ページ(9月20日) | ― | 在庫あり | 乳液水1,650円/クリーム1,760円 |
2026年8月29日・9月2日・9月12日に、Amazonの商品ページを開いて確認(編集部調べ)。価格はすべて税込。
先行発売の販路として案内されている3つのうち、Amazonだけが2週間ほど買えない状態でした。予約受付中から在庫切れに変わり、9月12日に在庫が戻った形です。この食い違いや在庫切れの理由は公表されていないため、ここでは表示をそのまま並べるにとどめます。
なおクリームの1,369円はAmazon側の値引き表示で、メーカーの価格改定ではありませんでした。2026年9月20日に見たときには値引きが終わり、参考価格どおりの1,760円に戻っています。Amazonの表示価格はこのように動くので、購入前に商品ページで現在の価格を確かめてください。
全国発売後、どこで買うのがいちばん安いか(2026年9月20日時点)
9月18日の全国発売にあわせて、楽天市場にも出品が並びました。本体価格だけを見ると参考価格より安い店がありますが、送料を入れると順番が変わります。1点だけ買った場合の支払総額で並べました。
| 買う場所 | うるおい乳液水 | やわ膜クリーム |
|---|---|---|
| Amazon(出荷元・販売元ともAmazon.co.jp) | 1,650円(送料無料) | 1,760円(送料無料) |
| 楽天 姫路流通センター | 1,403円+送料399円=1,802円 | 1,498円+送料399円=1,897円 |
| 楽天 カットコ(送料込の出品) | 1,917円 | 2,014円 |
| 参考価格 | 1,650円 | 1,760円 |
2026年9月20日に、Amazonと楽天の各商品ページを開いて確認(編集部調べ)。価格はすべて税込。楽天の合計は編集部が算出。姫路流通センターは3,980円以上で送料無料(離島・一部地域を除く)の条件で、1点ではこれに届きません。
1点だけ買うならAmazonがいちばん安くなります。楽天の本体1,403円は参考価格より247円安いのですが、送料399円が乗ると1,802円で、Amazonより152円高くなります。
ところが2品まとめて買うと逆転します。姫路流通センターで2品を買うと本体2,901円+送料399円=3,300円。Amazonは1,650円+1,760円=3,410円で、楽天のほうが110円安くなります。送料が1回で済むためです。
なお、ここに挙げた楽天の店はいずれもコーセーコスメポートの公式店ではありません。Amazonは出荷元・販売元ともAmazon.co.jpの直販です。
1mLあたり・1gあたりで見ると
参考価格(メーカーの想定価格)で単価を出しておきます。Amazonの表示価格は変動するため、比べる土台はこちらにそろえます。
| 容量 | 価格 | 単価 | |
|---|---|---|---|
| うるおい乳液水 | 250mL | 1,650円 | 1mLあたり6.6円 |
| やわ膜クリーム | 50g | 1,760円 | 1gあたり35.2円 |
単価は参考価格(税込)÷ 容量で編集部が算出。
容量の単位が違うので直接は比べられませんが、数字の上ではクリームが乳液水の5.3倍です。乳液水が250mLと大きいぶん、1回あたりの負担は乳液水のほうがかなり軽くなります。2品そろえて3,410円という水準は、ドラッグストア流通のスキンケアとしては標準的な価格帯です。
2026年9月12日にはクリームがAmazonで1,369円に値引きされており、そのときは1gあたり27.4円・2品の合計3,019円でした。9月20日にはこの値引きが終わり、上の参考価格どおりの単価に戻っています。
まとめ
- コーセーコスメポートの新ブランド「ウルタンク(URUTANQ)」、全2品目2品種
- 2026年8月21日にMaison KOSÉ・Amazon・ロフトで先行発売
- 全国の量販店・ドラッグストアは2026年9月18日から順次
- 同じ商品でも販路によって28日の差がある
- うるおい乳液水(250ml)は導入美容液・化粧水・乳液の3in1。ナノオイルカプセル配合
- 一般的な化粧水の「約15倍」の油分量という説明は、自社の バイタルエイジ Q ローション との比較値
- やわ膜クリーム(50g)は持続型シールドカプセルで保護膜を形成
- 2品ともノープリントプライスのため、実売価格は販売店により異なる